By takuma

アルバスで行われた写真展のDMの為の組版。活版職人、寺尾さん(故人)の最後の仕事。文選は僕が。崩さずに今もそのままに。気配をいつも感じる。 活版のルーツを辿って  博多で活版所を営なまれていた寺尾さんから技術を教わり、道具を引き継いで早いもので5年の月日が流れようとしています。活版は今でこそ見直されていますが、これまでの職人さんたちは、苦労の連続でした。素晴らしい技術があり、そして工芸的な美しいものを生み出すにもかかわらず、消費社会というものに組み込まれてしまったが為に、短納期・低賃金かつ、どこか蔑まれてしまうという(かつて活版が、刑務所の刑務作業であった事もあるかもしれません)、本当に悔しい思いをされてきました。

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ご報告が遅れてしまいましたが、先日『アルバス』で行われたトークに足を運んで下さったみなさま、ありがとうございました。喉をいためており、上手く声を出すことができず、とても聞きづらかったと思います。申し訳ございませんでした。今回、陸前高田の事をみなさんにお伝えできたこと、そして語り合えたことは、本当に嬉しい時間でした。重ねて御礼申し上げます。

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先々週描いたフレームに、地元、日吉小学校の子どもたちの絵を飾りに、再び宮崎さんと久留米市まで行ってきました。当日はとても寒く、雨足も強くなったので絵を飾る作業を中断し、近くの喫茶店で休憩。すると、地元の人たちが、先日描いたフレームのことを楽しそうに話していて。何よりまず近くの人たちが喜んでくれればと思っていたので、思いがけない触れ合いに雨で冷えた身体も、どこかポカポカとなりました。

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久留米市の中心市街地の六ツ門地区に新しくできる文化施設『久留米シティプラザ』。今年の春から、まちの人たちとプラザとをつなぐコミュニケーション・デザインで関わっています。いくつかプロジェクトが動いているのですが、今回、絶賛工事中の仮囲いの壁に絵を描きました。ただ、僕が絵を描くのではなくて、友人やまちの人達と一緒に楽しめたらと思って絵のない絵(フレーム)を描くことを提案しました。

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『ナガサキリンネ』が今年も始まりました。週末のクラフト・フードマーケットに先立ち、今の長崎のモノ作り、作り手などを知るいくつかの企画展が始まりました。ちなみに、全てのトークとナガサキリンネ展の入場可能なチケットを(200円)提示すると現在、開催中の「テオ・ヤンセン展」が200円引きになります。美術館さんの粋な計らいに感謝です。

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