活版印刷はじまりの地、加津佐

1590年、天正遣欧少年使節がヨーロッパから活版印刷機を持ち帰ります。南島原の口之津港から、コレジオ(神学校)のあった加津佐町に運ばれ、1591 年に日本初の活版印刷で「サントスの御作業の内抜書」が印刷されます。日本語のローマ字の2巻で構成され、1巻700ページを越す大冊でした。聖人伝を載せ、キリスト教の精神に基づく日常生活の模範書としました。同じ年、「どちりいな・きりしたん」が印刷されます。両書供に日本人信徒の教理学習用として編纂されます。現在加津佐町の加津佐図書館には彼らが持ち帰ったものと同型のグーテンベルク式活版機(復元)が展示してあり、「南島原ひまわり観光協会」さんによるガイドも行なわれています。



INFO

加津佐図書館
住 所:〒859-2601 南島原市加津佐町己3392番地
電 話:050-3381-5119
時 間:10:00-18:00
休館日:毎週火曜日・年末年始

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南島原ひまわり観光協会
http://www.nagasaki-tabinet.com/course/c60248/
TEL:0957-76-1800、FAX:0957-76-1801
mail:kankou(at)himawarinet.ne.jp
*申込み締切:3日前まで