イタリア南部アマルフィに古くから伝わる高級手漉紙アマルフィーペーパーで封筒をつくりました。イタリアを代表する詩人、ウンベルト・サバ氏の詩をプレス。“Nulla riposa della vita come. la vita”須賀敦子さんは“生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものはない”と訳しています。サバさんが暮らした、トリエステの少し“イタリアっぽくない”街並を思い浮かべながら、落ち着いたブルーのインクをつくりました。リボンの色も落ち着いた色で揃えています。
一緒に読みたい詩集「ウンベルト・サバ詩集」須賀敦子訳
自分でも気付かないこころの隙間に、センシティブにすっと入ってきて、沁み入り、そしてそっと去っていきます。ただひたすらに心地よい残り香。それは、あこがれ。しずかで、やさしく、せつないもの。