長崎県美術館で「みえる人と、みえない人の活版ワークショップ」を行いました。ふれる、きく、かおる。視覚に頼らないコミュニケーションを印刷を通して楽しみました。活版印刷で教会(浦上天主堂)のカードを刷り、長崎凧の余り紙を再利用して香木で文香を作り、点字新聞を再利用して封筒を作りました。点字器で点字の体験や点字・活版にまつわる展示も。
障害のある人も、ない人も。子どもも、大人も、大人の大人も。外国人も、日本人も。一緒に。その土地の文化に触れながら、持続可能な取り組みをたのしむ。ずっと、こういう場を想い描いてきました。触れた手と手と、心と心。目に映るものはいつか消えるけど、心で一緒に見た風景は、ずっと残ってくれると思います。お越し下さった皆様、ありがとうございました。一緒に挑戦して下さった長崎県美術館の宮崎さんはじめ、スタッフ、ボランティアの皆様にも心からの感謝を。
「みえる人と、みえない人の活版ワークショップ」
2016年9月18日(日) 長崎県美術館