バラフェアが開催中の石橋文化センター内、久留米市美術館で美術家の武内貴子さんの展示「Sub Rosa バラの下で」が本日より開催されます。“Under the rose, Sub Rosa” 密室の天井に一輪のバラの花を吊るし、会話の内容を他言しないと言う誓いの印。古代ローマ期に始まったこの習わしから、“バラの下”でという言葉には、“秘密に”と言う意味があります。人と人との密やかな関係を結びつないでいく、そのバラをめぐるインスタレーションと平面作品の展示です(九州・山口のアートカルチャーwebマガジン『アルトネ』にも紹介頂いています)。武内さんがむすんだバラの下で思い思いの密やかな時間を過ごして頂ければ幸いです。

「とき・ひと・美をむすぶ美術館」としてビジョンを掲げ、昨年暮れにオープンした「久留米市美術館」。1階の展示室の改修が行われて初めての現代アートの展示になります。今回、その企画協力と広報物などのデザインを行いました。久留米市美術館2階では「川端康成 美と文学の森」も開催中です(5日、6日は無料に)。

武内貴子展「Sub Rosa バラの下で」 
日程:2017/05/03(水) 〜 2017/05/14(日)5/8~5/11の間は、ご観覧いただけません。ご注意ください。
時間:10:00 〜 17:00 ※入館は16:30まで
会場:久留米市美術館(1F展示室) 
久留米市野中町1015
料金:入場無料
主催:公益財団法人久留米文化振興会 共催:久留米市 後援:福岡県 企画協力:ブルームーンデザイン事務所
問い合わせ先:TEL 0942-33-2271