展覧会メインビジュアル BLACK BEAR © copyright: Dick Bruna

現在、『アルティアム』(イムズ8階)で開催中の「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展の関連イベントで、ディック・ブルーナさんの代表作のひとつでもある「ブラック・ベア」の版を使って活版印刷でポストカードをつくるワークショップを企画しました。色を選び、「ブラック・ベア」の配置を考え、金属活字(オランダ語)を拾って印刷をおこないます。ブルーナ作品のシンプルのひみつを活版印刷を通して体験して頂ければと思います。講師は文林堂の山田さん、小値賀町、晋弘舎活版印刷所の横山さんと、私です。「ブラック・ベア」の版は普段から亜鉛版やシール印刷でお世話になっている『田中凸版』さんにご協力頂きました(ありがとうございました)。本日10時からの受付です。ぜひ。

シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展
ワークショップ 活版印刷で「ブラック・ベア」のポストカードをつくろう

日 程:2017年6月17日(土)、18日(日)
会 場:イムズ8F会議室
時 間:①11:00~、②13:00~、③15:00~、各回10名(1時間程度)
参加費:1,000円(小学生以下保護者同伴) 
講 師:山田善之(文林堂)、横山桃子(晋弘舎活版印刷所)、
    中川たくま(ブルームーンデザイン事務所)
申 込:要電話予約( 三菱地所アルティアム TEL 092-733-2050) 
     ※6月1日(木)10:00~より受付開始
 
日 程:2017年5月13日(土) - 7月2日(日) 10:00 – 20:00
会 場:三菱地所アルティアム(イムズ8F) 休館日:6月20日(火)
主  催:三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社
企画協力:ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv、ブルームーンデザイン事務所
協  力:有限会社田中凸版、文林堂、晋弘舎活版印刷所

【講師プロフィール】
山田善之(文林堂)
http://kappanblog.exblog.jp/
1941年、福岡県福岡市生まれ。修猷館高校定時制卒業。10歳の頃より家業の活版所「文林堂」を手伝う。1972年「文林堂」を再創業、現在に至る。カッパン倶楽部/リトグラフ工房 G & Bを運営。印刷の技術と歴史の保存に取り組み中。

横山桃子(晋弘舎活版印刷所)
http://ojikappan.com
1988年長崎県小値賀町生まれ。岡山県立大学デザイン学部卒業。東京の編集プロダクションで働いた後、小値賀島へUターン。100年続く、家業の「晋弘舎活版印刷所」4代目として働く。2017年にオランダの活版印刷所を訪ねる。小値賀島と活版印刷の未来のために日々模索中。

中川たくま(ブルームーンデザイン事務所)
http://aoi-tsuki.com/
1978年福岡市生まれ。福祉・公共・医療・子ども・文化・地域などに関わるデザインと社会的課題に取り組むNPOやボランティア団体の情報発信やデザインのサポートを行う。2009年に廃業する活版印刷所から道具と技術を受け継ぎ、現在は活版印刷を未来につなげる活動を行っている。

【活版印刷】
活字や亜鉛版などを使って行う印刷のこと。印刷される部分が凸面になっており、その部分にインクが付き、紙を乗せて圧力をかけることで印刷される。ヨハネス・グーテンベルクが、ぶどう絞り機から着想を得て発明。日本で初めて活版印刷が行われたのは1591年。天正遣欧少年使節に随行したコンスタンチノ・ドラード(日本人。生誕450年)がヨーロッパから活版印刷機を持ち帰り、長崎・加津佐町でキリシタン版の印刷を行った。禁教令で活版印刷は一度姿を消すが1857年、オランダ人活版印刷技師のインデルマウルが活字や印刷機とともに来日。出島の「阿蘭陀(オランダ)印刷所」で印刷を行った。オランダ通詞で校正や検閲を行っていた本木昌造がその印刷物に感銘を受け、オランダ商人から活字や印刷機を購入し印刷を行う。研鑽を重ね、遂には日本語の活字の製造にも成功。現在の印刷文化の礎を築いた。