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今月18日から久留米市の石橋美術館で、「ちょっと気になる絵のまわり」という額縁にスポットを当てた(もちろん、名画もたくさん)展覧会が開催されます。それに連動して子どもたちが石橋美術館をたのしむ為の「夏休みこどもプログラム2015」が開催されます。そのワークショップの企画、コーディネート、広報ツールデザインを行いました。当日の講師も行います。

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夏至と冬至が暦ではなく、体感的に季節を感じる節目なのですが、その夏至を過ぎて夏はこれからだというのに、心がどこか秋に向かっているのを感じます。慌ただしくも充足した日々を過ごしています。我が子の成長にも驚くことばかり。最近、読み返した福永武彦の本にこんな一節がありました。

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書体デザイナーのヘルマン・ツァップさんが亡くなりました。いつも楽しく拝見しているドイツ在住の小林章さんのブログで知りました。まだデザイナーにもなっていなかった頃、欧文書体見本帳を見ながら何度もレタリングで書いたのが、ツァップさんの「Optima」という書体でした。佇まいが美しく、品があって、でも主張(余分なストレス)がなくて、時代を感じさせなくて、他のどの書体とも似てなくて。はじめて見て「わあ、きれいだなあ」と思わず言葉を漏らしたときからもう随分と経ちますが、その感動は色褪せることなく、たくさん書体を知った今では、より一層の特別で透明な空気をまとっています。

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とある美術館にコミュニケーションデザインで関わることになりました。たくさんの人に足を運んでもらうのは大事ですが、これまであまり興味のなかった人にも、新しい気づきだったり、喧噪な自分の外の世界と、内との世界の呼応と調和がとれる時間(場所)になればな、と思っています。そんなことをぼんやりと考えていると、長田弘さんの詩集に、とても共感する詩を見つけました。美術館に関わる方々から、常設展の良さを教えてもらってからは、好んで常設展を観るように。旧友に会いにいくような、過去の自分に会いに行くような、とてもゆったりとした時間を過ごしています。

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「平和」には、積極性もなければ、後方支援もありません。あるのは、戦争がないということ。どんな形であれ戦争に加わるのは平和ではありません。残された時間はわずかですし、できるクリエイションもわずかですが、それでも、あきらめちゃいけないと。大切なものを守るために。

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4月24日より、京丹波の『ギャラリー白田』で、「ミエルかみ」が始まっています。先週末は僕も京都へ行ってきました。一年間ほど時間をかけてきたものの結晶と美しいものに出会えた喜びに、えも言われぬ多幸感と充実感とが未だ身を包んでいます。主催の石井すみ子さんのこれまでの尽力と、私たちをもてなしてくれたことへの感謝の気持ちで胸が一杯です。思いがけない人や京都のたおやかな自然との出会いもありました。重ねてお礼申し上げます。

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 昨年夏に行った、子どものためのデザインワークショップのつづき。北九州市の7つの校区の小学生が秋から冬にかけて、印刷工場に見学に行ったり、実際に自分たちが暮らすまちにでかけました。そして、インタビューなどを行って実際に受注を受けてチラシをつくりました。その展示と発表会が行われるので審査員長として参加してきました(つけ髭を持っていけば良かった)。

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 もう随分と前から僕のことを頼りにしてくれた、ワークスのふくぐちさん。最近は長崎で進行中の保育園のプロジェクトで一緒に通っていて。現場監督はじめ、プロジェクトにかかわる人たちを剛柔織り交ぜながら引っ張っていく様に、「随分と成長したなあ」といつも微笑ましく見ていました。そんなふくぐちさんが結婚して京都に移るので、会えなくなることもあり、花見にかこつけてお掘まで(お堀の前に事務所を構えるワークスは桜のこの季節は、まつりが開かれるほど最高なのです)。

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京丹波の『ギャラリー白田』で行われる、手漉師の前田崇治さん(紙漉思考室)の展示会に参加します。これまで1年ほど、『ギャラリー白田』の石井すみ子さんと、みなさんと丁寧な打ち合わせが行われてきました。ますます、前田さんの紙は素晴らしいものになっていて。この展示会でどんな新たな表情を見せるのかとても楽しみです。新緑がとても美しいこの季節の京都で皆様にお目にかかれますと幸いです。以下DM(前崎さんデザイン。とても美しいです)より。

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