手元に置かせてもらっているアルファベットの活字の掃除をしました。
もう何十年と使われ、その間はずっとフル稼働していたんでしょう。
ずいぶんと汚れていました。
拾うことも組むこともプレスすることも、今はまだ楽しいというちょっとした趣味の
延長のようなものですが、繰り返しながら少しずつ上手くなっていければと思います。
最近、あるものづくりの本を読んで少し嬉しくなりました。
私は料理も好きですし、帽子も紙ものも作っています。
何だかふらふらしているようだけれど、この3つの真ん中にあるものは、
全て同じものです。手段は違うけれど時間が経ったあとに、なぁるほど!と思てもらえたら。。
と思います。これまでも、今も、これからも、胸の奥に大切にしているものは
ずっとかわりません。
「 賢治さんと本と街 」をテーマに現在開催中のモリブロ2013( 盛岡 )で
私たちが製作しましたブックジャケットを紹介させていただいております。
今回は依頼をちょうだいして日本では最北端となる岩手・花巻で漉かれている
手漉きの成島和紙を使って仕上げました。
土地ならではの素朴さを感じることができる良いものが出来上がりました。
ふだん使っている活字もさらに時を感じられ、とても新鮮でした。
現在、手元には、少しではありますが、
この成島和紙で製作しましたブックジャケットの在庫がございます。
お求めを希望されるお客様は、こちらのページからメールにて
お問い合わせ下さい。追って返信いたします( お電話での対応はしておりません)。
送料、振り込み手数料はお客様のご負担となります、ご了承ください。
価格 1枚 730円
※「 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 」は在庫切れしております。
今後、このほかに活版を使って製作しました紙ものの商品などを中心に
青い月で製作しました商品をご紹介予定です。
どうぞお楽しみに☆。
今回はご依頼をいただいて成島(岩手)の和紙使ってブックジャケットを製作しています。
組む活字は、さてさて、なんでしょう?
もちろん賢治さんのことばからの一説ですよ。
お近くの方は盛岡で開催されるイベント「 モリブロ 」で、ぜひに☆。
いよいよ来週からナガサキリンネがはじまります。
長崎の街で集まった沢山の包装紙を使わせていただき
活版印刷で「 ナガサキリンネ展の入場チケット 」を製作させていただいています。
ずっとかわらず使い続けられている包装紙が
長崎の人や街を繋ぐチケットになるなんて。
とてもワクワクしてきます。
ナガサキリンネで販売する商品を梱包しています。
アナログタイプですので、仕上がりの数が少なかったりします。
どれも、そっと楽しさが伝われば。。と思いながら作りました。