そろそろ年度末ということもあり
うちの中も、お互いがリズム良く
ひとつひとつの作業をこなしています。
フリーの方にとっては追われる季節かもしれません。
よく夫婦でこれからのことを話すのですが
軸になっているものは以前と変わりなく
年を重ねたぶん深みや広がりがプラスされた感じです。
もちろん、わたしはまだまだではありますが。
忙しさの中には、あるヒントが隠れていて
度々、やってくる忙しさの波は
その後に長く続く光を与えてくれると思います。
光は身体を温かく包んで、
大切なことを記憶させてくれるように感じます。
忙しさを経験と置きかえて
悩んで、楽しんで、
大きくペースを狂わすことなく
わたしなりにやって行こうと思います。
季節にふさわしい、前向きな言葉を選んで
便せんを作りました。
PARTERE
イタリア語で「 出発する 」という言葉です。
自分の道を自分らしく歩けたらいいですね。
独りで歩く道程が
寂しいものだと感じたとき
ぬくもりをもつ生きものたちは
互いに手をとりはじめる
望みが人の姓なら
行くてには荒波が来ようとも
眼差しを遠くまでもつことが
喜び光 生きること
出逢いが人を変えるのなら
まだ見ぬあなたを待ちましょう
身体を流れる水たちは
自分に嘘をつけないから
目に見えるものはいずれ消え失せても
心に響くものは残っていく
わけてください あなたの気持ちを
今 悲しいのなら ここで涙を流し
今 嬉しいのなら 笑ってしまおう
タテタカコさんの「 道程 」より
久しぶりにぼうしの型を並べてみました。
型作りは本当に難しく
それぞれに作った当時を思い出します。
少しいびつな感じも、今ではとても愛らしくて好きです。
型を使って製作すると
以前のわたしと現在のわたしが入り混ざって
柔らかいぼうしがてきあがるような気がします。
暮らしにそっと、寄り添うように。