今年1月の寒い日にライターの正井さんに取材をしていただき
手の間9号に載せていただきました。
正井さんは主人が仕事で活版印刷所に通いはじめたころに出会った女性です。
もう4年ほどたつでしょうか、その頃から活版印刷のこと、仕事のこと
ものが生まれるまでの間のこと、本のことなどを度々主人と話されていたようです。
手の間9号では物語の一説をプレスしたブックジャケットを紹介していただいています。
合わせて青い月のこれまでと紙漉思考室の和紙ができるまでもご覧いただけます。
先週末のお話し会と2日間による活版印刷による和紙(紙漉思考室)を使った
名入れ便箋のワークショップを終え、半分ほっとし、半分は今後新たに芽を出すための
貴重な種をいただいたように思います。正直にこの種をいただいてよかったのか
ちゃんと芽を出すことができるのかと考える夜でした。
なかなか寝付けずに机に置いていた手の間をもう一度読み返しました。
私達はまだまだ先を見て進んでいきます。
主人がいつも言っていることですが、「知らないことが多すぎる」本当にそう思います。
こんな私達なりにこれからもみなさんの生活にそっと寄り添えるものを
作って行きたいと思っております。
仕事展が始まってからこれまでに足を運んで下さったみなさまどうもありがとうございました。
仕事展はあさって13(木)まで続きます、お時間があられましたらぜひに。
けやき通りを少し入った静かな場所にある
スペース手の間にて本日も仕事展を行っております
本日は活版印刷による便箋(手漉き和紙)への名入れの様子もご覧いただけます
2012年9月9日13:00~17:00まで
いよいよ9月になりましたね。
今年の夏もいろいろな思い出が出来ました。
みなさんはいかがだったでしょうか。
上の帽子は私がこの夏にずいぶんと被った帽子です。
頭をおおう部分がリネンの布を使ったもので外出先でも
被らないときはぺったんこにして、すぐにバッグにしまえたので
持ち運びがとても楽でした。そのおかげでバスの中へ置いてけぼり!
も今年はありませんでした。被ればシワもほとんど気になりませんでした。
全てが編んだ素材ではありませんので、少々きちんとした装いでも使えたものです。
さて、7日(金)は手の間さんにて紙漉思考室と青い月の仕事展がはじまり
19時からは交流会とお話会です。私はこういったことは初めてです。
とても緊張すると思うのですがみなさんと楽しみたいと思っております。
私は特別にお話できるものなんて持ち合わせてはいないけれど
これまでに仕事を通して思ったことや青い月の未来のことを少しお話できればと思っております。
それから「縫うこと」として幼い頃から記憶(心)にのこっている生活の音
そんな音からは温かいものが生まれることをお話しできればと思っております。
みなさんのカラーで空間が心地良く染まるといいですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
楽しみにしております。
絵唐津をモチーフに紙漉思考室の和紙と香木を使い
手紙香(唐津)を製作しております。
焼物と同じように手の温もりをそっと。
ほのかに香る手紙香
手の間さんでの仕事展にてご紹介いたします。
2012年9月7日〜
小さい頃はこの辺りが遊び場でした。
写真を見ると友達の声や、5時のサイレンが聞こえてきそうです。
ポチもミーちゃんも。
晩ご飯の香りも、それから、お母さんの急ぐ足音。
私をつくってくれたあの時間
いつもそばに。
どうもありがとう。