それぞれが目には見えない地図を持って
人生という旅をしている途中でしょう。
“ Il grande viaggio della vita ”
「 人生という素晴らしい旅 」
嬉しいときも、落ち込んだときも
この言葉はわたしを前向きにしてくれます。
( ブログのタイトルもこの言葉にしようかと迷いました。)
活版印刷の象徴でもある活字を
わたしなりに大切に扱っていこうと思います。
まだまだ経験も浅いわたしに合うサイズから始めます。
初めに組む活字は、いろいろと考えても
この言葉以外にはありませんでした。
ミシンのペダルはアイアンでできていて
冷えた足にはこたえます。
けれど、いつものスリッパではペダルの感覚がつかめず
しっくりいきません。
柔らかいルームシューズは
ミシン作業や、編み物、旅の移動中や、デスクワークには、
とても気持ちよく、楽なものです。
わたしはこのまま台所にも立っています。
ルームシューズは春のナガサキリンネでご紹介いたします。
これを履いて、ひとつひとつ作業しています。
少しいびつな感じにも胸をキュンとさせながら
出来上がりまでを楽しんでいます。
また、帽子をはじめ、暮らしにそっと寄り添った布物、
それから、ブックジャケットをはじめとする紙物もご紹介いたします。
春が楽しみです。
この野菜フィノッキオに、いつどこで出会えるかな。と、
出会いをとてもとても楽しみにしていました。
戦いで食料さえ乏しい時代に、山に自生していたフィノッキは
兵士たちの栄養になったらといわれる、香りの高いイタリアの野菜です。
一度、見てみたかったし、料理もしてみたかったし、
何よりも口にしてみたかった野菜です。
先日、「 この野菜、知ってる? 」と主人。
「フィ、フィ、フィノッキ!じゃな~い!!」とわたし。
この野菜を求めて自転車で小旅行をしました。
その場所に可愛く自信げにちょこんと座っていたフィノッキオ。
その大きさに、膨らみに、全体のフォルムに、どうみても和な感じはしません。
嬉しくて泣きそうになり、、感動して、驚いて、とても興奮してしまいました。
わたしは度々、感受性が豊かだといわれます。
というこのは、落ちることもけっこうあるということです。大人なのに。。
けれど、感動したり、興奮したり、沈んだりと、心を刺激するものは、
きっと何かが生まれたり、変わるきっかけを持っていると信じています。
だから、いいなぁ☆と、思います。