ルームシューズを作る時間は、以前と比べてずいぶんと穏やかな時間が流れています。 始めから最後までを似たように、右を進めて、左を進めて、 また右を進めて、左を進めて…と、追って、同じように、寄り添うように 愛らしく出来上がるようにしています。 外での帽子、内でのルームシューズ。 今は外に向かず、中に中にと心が向かっています。 見せるためのものではなく 自分に戻れる部屋でのひとときをと。 デザインは少し後にして、心地よく、素直になれるものを。