ミラノ

石と霧のあいだで、ぼくは休暇を楽しむ。
大聖堂の広場に来てほっとする。
星のかわりに夜ごと、ことばに灯がともる。

生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものは、ない。

ウンバルト・サバ詩集より(翻訳:須賀敦子)

丁度、去年の今頃はイタリアに。五月の風が、本当に清々しかった。
今度は、サバさんの故郷、トリエステにも行ければと思う。
と、その前に、リハビリをがんばろう。