行け。勇んで。小さき者よ

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岩手花巻の成島和紙で、ブックジャケットをつくりました。言葉は有島武郎の『小さき者へ』より結びの言葉を。“前途は遠い。そして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ。”

これは困難が待ち受ける我が子に有島さんが託した言葉です。震災後すぐにこの言葉を選びプレスをしましたが、何か一歩踏み出そうとしている人の背中も押してくれるような気もしていて、いま改めて。

物語のあるブックジャケット(有島武郎)|http://aoi-tsuki.com/mercato/?p=389

エントリーはじまっています

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11月8(土)、9(日)に長崎県美術館、国指定史跡「出島」で開催される『ナガサキリンネ』の出展者の応募がはじまりました。福岡でもたくさんの場所でエントリシートを見かけることができます。ご協力下さっている皆様に改めて御礼申し上げます。長崎でものづくりに励む方、長崎を離れものづくりに励む方、長崎に縁はなくともその趣旨に賛同下さるものづくりに励む方の応募をお待ちしています。もし、お近くにものづくりに励む方がいらっしゃいましたら、お伝え下さると嬉しいです。エントリシート配布先はこちらこちらからもダウンロードできます)。締切は6月9日(月)となっております。

写真は、『珈琲美美』さんに置かれたエントリシート。ちなみに奥様は長崎出身で、いつも応援して下さっています。その手前は日田のリベルテレター。『リベルテ』さんもエントリシートを置いて下さっています。こうして九州でつながっているは、ほんと嬉しいです。

星野さんに会いに

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「想い続けた夢がかなう日の朝は、どうして心がシーンと静まりかえるのだろう」。星野道夫さんの、その言葉を思い出さずにはいられない朝だった。暁の朧げな薄明をしばらく眺めていると太陽が顔を出し、雲一つない清らかな空をゆっくりと茜色に染めていった。音がするはずなのに何も聞こえない包み込まれるような静けさの中で、僕はこの朝の光のことをずっと忘れはしないだろうと思った。 つづきを読む

イニシャル入れ便箋「よこの日、たての日」

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わたしたち『青い月』はこれまでも、活版印刷というものが消費や付加価値の為ではなく暮らしに溶け込む身近なものとして、名入れ便箋のワークショップなどを繰り返し行ってきました。ですが、それは非日常的なことで日常的に何かできないかと考え、まずは手製の便箋と封筒に、オーダーでイニシャルの活字をプレスすることから始めることにしました。 つづきを読む

pain stockとBAKERY タツヤ

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ロゴや店舗サインなどのデザインを行い、現在もいくつかのデザインが進行中のpain stock(パンストック)さんと、BAKERYタツヤさん。そのお二人が『かわさきパン博』のプレイベントとして今週末(6日午後)に博多駅前で開催される『パン博博(ぱくぱく)』に参加されるそうです。箱崎と花畑の店舗にまだ行かれたことのない方はぜひ。

ちなみに写真はイタリアを訪れたときに古書店で探した、活版印刷の書物(1800年頃にローマにて印刷)。それを再利用した店休日を知らせるカレンダー。月毎に変わります。



pain stock パンストック
福岡県福岡市東区箱崎6丁目7−6 TEL 092-631-5007 OPEN 10:00-19:00 CLOSE 月曜日・第3火曜日

BAKERY タツヤ

福岡市南区花畑2丁目45-29  TEL 092-408-7760  
OPEN 9:00-18:00 CLOSE 月曜日・第3火曜日