BAKERY タツヤ

南区花畑にオープンした「BAKERY タツヤ」。地元の方、パン好きの方に早くも話題になっているそうです。おすすめは、「タツヤのパネットーネ」。パネットーネはイタリアの伝統的な菓子パンでクリスマス前に食べる習慣があり、僕らも好きなパン。やわらかく、ほのかに甘みがあるブリオッシュ生地に、練り込まれたレーズンとくるみの豊かな食感と風味。そのパネットーネを、フランスで修行をされたオーナーらしく、表面をマカロン生地で仕上げています。

さて、「BAKERY タツヤ」でオーナーは、タツヤではない。と、先に述べました。「たつや」というのは、オーナーのお婆様が、嘉麻市(旧稲築町)で永年営まれているお好み焼屋さんの名前。近くの学生さんたちを始め、地域の人達にとても愛されているお店だと聞きました。そんなお店にしたい、その名前を受け継ぎたいとの強い意志と深い愛情を伺いました。それらを汲み取り、同じ小麦でしたので、ロゴはオーソドックスではありましたが、小麦をモチーフにデザイン。お好み焼き「たつや」の暖簾は青でしたので、それを一世代越えて受け継ぐように、穂の色を青に。店名の本質は見えるものではなく、オーナーと御祖母の関係性でしたので、それを下の世代に受け継がれていくように、“矢印”で表現しました。facebookのページもできています。たくさんのパンや、有吉さんがデザインした空間も見ることができますので、ぜひ。


BAKERY タツヤ
http://www.facebook.com/BakeryTatsuya
福岡市南区花畑2丁目45-29 TEL 092-408-7760
OPEN 9:00〜18:00 CLOSE 月曜日・第三日曜日


mic comersy

福岡市中央区薬院に、スイーツカフェ「mic comersy」が、5/10日にオープン。しっとりとしたスポンジが自慢の数種類のケーキとパフェ、エイジングコーヒーが楽しめるお店。オーナーは、お酒を楽しんだ後に甘いものが食べたくなる方に、特におすすめだと。なので営業時間は昼下がりから夜ふけ(夜1時)まで。ロゴも夜(月)が太陽を導くイメージに。夜や月、星などを題材にした絵本も店内にいくつか。こじんまりとした空間で、甘く静かな夜ふけを、どうぞ。ちなみに、5/10日は、元Cafe De Kaffaのオーナー、平田さんも店頭に立たれます。

mic comersy

福岡市中央区薬院 TEL 092-713-5445
OPEN 13:00〜25:00 CLOSE 火曜日

BAKERY タツヤ

福岡市南区花畑にパン屋「BAKERY タツヤ」が5/7日にオープン(5/5日プレオープン)。“ブルックリン”をキーワードで進めてきて、男らしくも気持ち良い空間に。設計は、spumoniの有吉さん。ロゴやサイン、グラフィックなどを青い月で。ちなみにオーナーはタツヤさんではなく、ロゴにも関係していて、その話は次回に。

パンの種類は食事やお酒に合いそうなハード系をはじめ、幼稚園がすぐ隣にあることもあり子どもが好きなパンもいくつか。いち押しはデニッシュで毎日数種類のデニッシュが店頭に並びます。7日は先着100名様にパンのセットのプレゼントもありますので、ぜひ。

BAKERY タツヤ
福岡市南区花畑2丁目45-29 TEL 092-408-7760
OPEN 9:00〜18:00 CLOSE 月曜日・第三日曜日

sweet cafe#1

薬院で進行中の“夜”のスイーツカフェ。手書きで起したロゴのアイアンのサインが取り付けられた。お酒を呑んだ後に甘いものを、と。夜1時までエイジングコーヒーとスポンジが売りのスイーツが楽しめる、カフェ。

もう何年も前に、デザインした喫茶店のロゴを気に入って下さっていて、大事にショップカードも持っていて下さり今回、お話を頂いた。そういうのは、本当に嬉しい。そして、後から知ったのだが、実は僕もオーナーがとある喫茶店で働いていた頃、珈琲を点ててもらったことがあった。もちろん、その時、こうして出逢うことは知る由もない。

「人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている〜旅をする木〜」

と、ふいに星野道夫さんの言葉を想い出す。 街角に生まれる新しい灯火。その灯火に誘われ、扉を開けた人に、秘かに新たな物語が灯ればと、想う。