最近、県庁に通うようになった。新緑の美しい季節。この木立を自転車で抜けるのが気持ち良い。気付けば、口笛かハミング。
水面下で進んでいた福岡県広域地域振興課の宗像・糟屋北部地域のプロジェクトが公になった。新宮町・古賀市・福津市・宗像市の頭文字をとって「しこふむ」。その「しこふむ」地域が連携して産業振興を目指していく。三年計画で、その第一回実行委員会が開催された。県と、四市町村の担当課と、各商工会が揃ったその会議に参加を。まだ数回しか訪れていないが、しこふむ地域はすべて海に面していることもあり、海産物の印象が強いが実は赤間、畦町、青柳と唐津街道でもつながっており、歴史ある商品もいくつかある。海の道と民の路から生まれた商品が、どう社会が求めるものに変わっていくか。ますます“デザイン以前”に関心が高まる、昨今、この事業を俯瞰で捉えて行ければと思う。まずは6月、フォーラム。