2014 元旦

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新年のご挨拶を申し上げます。

晦日は幼馴染み宅に集い、おじさんの打ち立ての蕎麦と日本酒に舌鼓を打ちました。年ごとに竹馬の友たちの妻が増え、そして子どもたちと家族が増えていき、ひとつのテーブルを囲みながら、一年間の労をねぎらいあい、そして来年の健闘を願い合う。その賑やかな時間はとてもありがたく幸せなことで、また一年がんばろうと思えました。

さて、今年の我が家のおせち料理。いつものように妻は、高価な食材を使うこともなく、手間ひまかけて料理を楽しんでいました。今年はいつもと違い、てん菜糖で。いつもより味に深みが増し、お酒もすすみました。くわいの芽を持ち、口に運ぼうとすると妻が「あー、身から食べないっ。芽から!」と叱咤され持ち直して、芽から食べました。“芽が出る”という意味があるそうで、さすがに今年は芽を出さないとね、と初笑いでした。その他にも見通しが良いレンコン、豆に働く黒豆、お金が貯まるかしわの文銭煮、そして夫婦共に腰が曲がるまで寄り添う海老など。本当に先人たちはすごいなあと感謝し、一つひとつ深く味わいながら、そして家族や友人の健康を願いながら、日本の元旦をゆっくりと過ごしました。

皆様の健康とご多幸を心よりお祈りいたします。本年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。