唐津へ

昨日、台風が来る前に唐津へ。お彼岸も重なり、墓前に無事終わった事の報告を。今年は本当に見えない力を感じています。先祖に限らず見えない方々が、自分の意識の及ばないところで、より良い方へ導いて下さっていることを実感しています。試練と困難を与えられつつも、守ってくれていることを。本当に有り難いことです。

それから、ひと息ついて、曇り空の唐津の町を歩いた後に、いつもの海へ。青々とした唐津の海も好きですが、やっぱり曇り空の荒涼とした唐津の海も好きです。気のせいか仄暗く荒涼とした海は、いつもより神々しく、高ぶる心を鎮め、そして身体を浄化をしてくれるような気がします。

仁王立ちした二本の巨大な岩は、立神岩。まるで何かの結界のように、人を寄せ付けない荘厳さがあります。何かが宿っていることを感じずにはいられない場所。アイヌの人達は、自然や動植物たちを神(カムイ)として崇めていますが、その自然観はとてもしっくりきます。先日、岩手を訪れましたが、いつか、知床にも行きたいものです。

ひとつの節目を終えて、またいつもの一日が始まります。孤独と向き合いながら、邪なものが芽生えないよう、透明な心を保っていければと思います。