北九州市の7つの校区の小学生にデザインの授業（ワークショップ）を行ってきました（子ども達の写真は許可済）。2007年から始まっている「子どものための児童館とNPOの協働事業（NPOどんどこプロジェクト）」の一貫で、今年度は「こども印刷部」というテーマ。子どもたちが印刷のことを学んだり、デザインの基本的なコツを知った上で、自分たちが暮らすまちのチラシづくりを行うとのこと。なので、デザインするときに覚えておくと良い事、心がけてほしいことなどの話を午前中に。午後は、北九州市の各区ごとグループに分かれて、自分たちが暮らすまちの好きな風景や祭事、お店や秘密の場所を話し合い、書き出すワークショップを行いました。
その中から自分が最も伝えたいことを選んで、いろんな素材を使ってポスターをデザインしました。そして最後はみんなの前で、発表を（みんな恥ずかしながらも頑張りました）。シビックプライドとまではいかないものの、自分たちが暮らす地域の外の子ども達が大切にしているものを知る事で、改めて自分とまちや人との紐帯に気付いてもらえればと。そしてその芽生えた小さな誇りは大切にして欲しいなと。子ども達は後日、ガリ版を学んだり、新聞を印刷する大きな工場へ工場見学にも行ったそうです（個人的にも付いていきたかったな）。子ども達がデザインの授業を終えて、意識が変わったと嬉しい言葉を頂きました。自分たちのまちの素敵なチラシができることを楽しみにしたいと思います。当日の様子はこちらにも綴られています。
