ポルカとブンペル

いよいよ今週土曜日となりました。「ブックオカ」のメインイベント、「一箱古本市inけやき通り」が行なわれる11月3日(土)、ブックスキューブリックけやき通り店で「Enjoy printing!」を行ないます。キューブリックけやき通り店で、書籍を購入された方に活版印刷(レタープレス)のしおりをプレゼント。お店の前にプレス機を準備していますので、レシートと引き換えに一冊に一枚、紙を選び、ご自身でプレス(印刷)を楽しんでください。

紙は、本のお祭りの日でもありますので装幀家、名久井直子さんが作られ、今月発売された「ポルカ」をご準備。以下、名久井さんの言葉。

「海外でひろった、変な、でも素敵な紙をイメージしました。風合がガサッとしているのに、よく見るとチリの色がカラフルです」

確かに変ですてきな紙です。きれいな色の玉の入り具合もランダム。何処か懐かしく、とても愛嬌のある紙だと思います。紙の色(名前)もメレンゲ、キナコ、トウフ、ソバ、コンニャク、モモ、ライム、ソーダ、アケビ、カステラと、とてもチャーミング。当日何が準備されているか、どうぞお楽しみに。それから、同時期に発売された寄藤文平さんがつくられた、クラフト紙やダンボールのような「ブンペル」も準備。ブンペルは、文化、ペーパー、パル(友人)を組み合わせた名前だそうです。素敵ですね。ポルカはカラフルで少し薄い紙です。ブンペルは素朴で厚みのある紙です。キューブリックで本を購入し、お好きな紙を選んでプレスを楽しんで下さい。