ナガサキリンネのマーケット出展者のエントリーの締切（6/9日必着）がそろそろです。改めてエントリーの告知に協力して下さっているみなさまに御礼申し上げます。いくつか事務局に届いている問合せをまとめて、エントリーに関するQ&Aのページを作りました。気になる方はぜひ目を通されてみて下さい。 つづきを読む →

シャクヤクのつぼみが好きで、シャクヤクを見たいなと、打ち合わせの合間にささっと植物園へ。けれどもシャクヤク園は、これまでの円形のバラ園と加えて大きなバラ園へと変わっていました…。少し淋しさを感じつつもバラの咲きっぷりにうっとり。見事でした。見頃は今月末までだそうです。いつもの場所に青い月（ブルームーン）のバラも咲いていて、ホッとしました。仄かに青く、その香りはシトラスを思わせます。 つづきを読む →

「想い続けた夢がかなう日の朝は、どうして心がシーンと静まりかえるのだろう」。星野道夫さんの、その言葉を思い出さずにはいられない朝だった。暁の朧げな薄明をしばらく眺めていると太陽が顔を出し、雲一つない清らかな空をゆっくりと茜色に染めていった。音がするはずなのに何も聞こえない包み込まれるような静けさの中で、僕はこの朝の光のことをずっと忘れはしないだろうと思った。 つづきを読む →

生きづらさを感じるひとたちが、幸せを感じれるためのデザインとは？が、ずっと自分のテーマです。ここ最近は、被虐待児や障がいのある人たちだけではなく、シングルマザー、DV性暴力被害者、刑余者、セクシャルマイノリティの人たちなど、社会や地域や家族などからこぼれ落ちて（落とされて）しまった人たちにも関心を持ち、関わりはじめました。社会的課題と言うとちょっと掴みどころがないのですが、目の前の人達ひとりひとりと向き合うことで、とても具体的なものとなっています。生きづらさを抱えた人たちに、社会参加や経済的自立への機会を創出することで、社会全体をより豊かなものにしていこうと言う、社会的包摂（ソーシャルインクルージョン）。デザインで何ができるだろうかといろいろと思案が巡り始めてます。 つづきを読む →

瞬きをする間に、月日が移ろっているようです。それだけ充実した日々を過ごせているのだと思います。今月は自転車で市内、市近郊を行ったり来たりで日々、平均25kmぐらいの距離を。おかげでいつもぐっすり眠って鋭気を養えています。今年はいつものデザインワークに加え、例年になく行政やNPOなどの来年度の事業の提案が重なっています。プランナー・デザイナーと名乗りながらも、安寧な場所から紡ぐ言葉にはあまり説得力がないことを痛感しています。生きづらさを感じる人たちがなお、生きづらさを感じていることを知りながらも、一歩、踏み込めない自分がいました。サッカー実況の元NHKの山本アナが「資料は現場に落ちています」と仰っていましたが、自分は現場での経験、体験が圧倒的に少ないことを感じ、いくつかの現場に関わり始めました。そしてこれからもより積極的に柔軟に現場に関わっていきたいと思います（遠慮なく声をかけてください）。永年、現場で愛情を持って誠実に関わってきた方々との恊働はとてもエキサイティングなものです。自分の小ささを感じることができ、またこれまで見えなかったものが見え始めて、改めて尊敬の念を抱いています。居心地が良い場所に身を置くのも、厳しい環境に身を置くのも選ぶのは自分。見えないところ、見えにくいところをちゃんと、デザインできるデザイナーでありたいと思います。