福岡市文化芸術振興財団『機関誌wa』 vol.58

IMG_1325

福岡市文化芸術振興財団の機関誌「wa」を今年度も担当することになりました。引き続き、僕がデザイン、妻がイラストを描いています。今号から編集者さんが変わり、紙面もリニューアルされました。公共施設などで手にすることができますので、ぜひに。表紙は、先日まで北九州の千草ホテルで個展をされていたアーティストの武内貴子さん。「結ぶ」をテーマに活動を続けられている、個人的にも応援しているアーティストさんです。震災後に博多駅のアミュプラザで行った展示は今も強く心に残っています。新コーナー「あのアーティストに会いたい!」は、芦屋で木彫刻を行う手嶋大輔さん。不思議なプロポーションに、色鉛筆やアクリル絵の具で柔らかく薄く着彩されたそれは、アンニュイな印象を感じつつも、しばらく眺めていると何とも穏やかな気持ちになりました。表紙と手嶋さんの撮影は、泉山さん。ちなみに、手嶋さんの作品はけやき通りのHEIS GALLEYで観ることができます。引き続き、せんだいメディアテークの甲斐さんのコーナーも。今回はメディアテークが発行している秀逸な出版物についてです。これらの出版物はぜひ、九州の人たちも読んで欲しいです。