森は水のタネ、空のタネ、雲のタネ、動物のタネ、人のタネ、そして音のタネ。いろいろなものが生まれてきます。同時に森もタネで出来ているのです。
ロゴなどをデザインしている『嘉麻市立織田廣喜美術館』で、嘉麻市古処山で撮影された『森の木琴』@youtubeが美術館内に再現された『オダビエンナーレ2013 ぼくらの嘉麻の森』が開催されているので行ってきました。展覧会に先立ち、造形作家の津田三朗さんによる子どものワークショップ「モリノタネ タネハモリ」というワークショップが開催され、展示室内はたくさんのダンボールでできた不思議な動物や昆虫、植物がつくられていました。子どもたちに芸術体験を指導する本物のアトリエリスタが関わると、ここまで素晴しいクオリティになるのかと、とても感心しました。その今にも物語が始まりそうな森の中で、ひとつひとつ観て回りました。妻が腰掛けた“切り株”には、「どうぞ、腰をかけて森の奥行きを感じて下さい」の案内。しびれました。
タイミングよく『森の木琴』も触らせて頂き、バッハのカンタータ第147番の「心と口と行いと生きざまもて/主よ、人の望みの喜びよ」を奏でることができました。シンプルでとてもきれいな音色。古処山で奏でられた際は、さぞ美しかったことだと思います。8/25（日）日まで、嘉麻市立織田廣喜美術館にて。
『ぼくらの嘉麻の森』
織田廣喜美術館
http://www.city.kama.lg.jp/odahiroki/
〒820-0502 福岡県嘉麻市上臼井 767
TEL:0948-62-5173 FAX:0948-62-5171
開館時間：9:30-17:30（入館は17:00まで）
開催期間：2013.08.06 (火) – 2013.08.25 (日)
『森の木琴』演奏時間:10：00／11：00／12：00／13：00／14：00／15：00／16：00／17：00
新しくサインもできていました。ちなみに輪行で行ってきました。自転車と一緒に福北ゆたか線に乗って、桂川駅で降りて、美術館まで。写真に写っているのは美術館に隣接している戦争関係資料などを展示している平和祈念館。