想い、手紙、泪。

たくさんの想い、手紙、泪。僕にはもったいないです。本当にありがとうございます。痛みは未だ事故後のままですが、想いや手紙、その泪で、随分と和らいでいます。一人で出歩くには不安が多く、妻に付き添ってもらって、少しだけ遠くの街の空気を吸いにでかけました。澄み渡る青空に懐かしい街並。こうして、また、ふたりで歩けることに、感謝しています。

左手の痛みはいつかは消える日が訪れるでしょうが、もう、元には戻ることはなく、過去を懐かしむしかありません。でも、その待ち受ける困難も、自分だけで抱え込むのではなく、献身的に支えてくれる妻を始め、親愛なる人達も受け止めてくれると思うと、随分と、気持ちが軽くなっています。僕らのこれまでも、決して平坦なものではなかったですが、この困難は人生の有り難みを、より与えてくれています。