花だより、虫だより

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年度末はいつも慌ただしくも、もっともアイデアを求められる季節でもあり、充実感に満たされています。他の誰でもなく自分を必要としてくれるのは何よりのモチベーションです。長く感じた冬も少しづつ終わりが近づいて来ていることも感じます(と言いつつ今朝は寒かったですが)。春を告げる花々も目立ってきました。随分と乳白色の空の日が続きましたが、久しぶりの青空に白木蓮が映えていました。まるで、大勢の文鳥が羽根休めをしているようでした。ミモザ。子どもの頃は勝手にその見た目から“花粉症の花”と名付けて近づかないようにしていました。それが春を知らせる花と知ったのは随分後のことです。ひな祭りの日には、雛あられか、菱餅かと迷いましたが、梅にしました(桃がなかったので)。翌朝、キッチンが清々しい香りだったので、団子より花にして良かったと。お堀の土手にはたんぽぽ。しばし腰をおろし、花弁を詳しく見ようと顔を近づけてみると、てんとう虫が。気付けば冬ごもりをしていた虫たちが起き出す二十四節気のひとつ「啓蟄」。週末は、ヤマアカガエルの卵を見つけることができるかも。