ルリユール

秋の気配というよりも、冬の足音が聞こえてきそうな、今日この頃。でも、自転車に乗るには清々しい季節なので、少し足を伸ばして郊外へ。暑い夏でも、寒い夏でも、必ずこの季節に花を咲かせる彼岸花に毎年、感心させられます。

遠くの町の図書館にある古い大きな活版印刷機を修理することになりました。気持ち良い季節なので、ランドナーで行こうかと思っています。子どもの頃から、大きなバッグに自転車を入れて、列車に乗ったり、船に乗ったりして、旅先で自分の自転車に乗ることに憧れていました。また、役目を終えたと思っていたものを直してふたたび使えるようにするのは、ルリユールおじさんになれる気がして、とても嬉しく有り難いことです。