市民文芸

福岡市民(都市圏)から短歌、俳句、川柳、詩、随筆、小説・戯曲を募り、優れた作品を選考・顕彰する「市民文芸」。毎年、2千強の応募がある福岡市で47年続く伝統的なものですが、48年目は、より多くの人達に知ってもらう、親しんでもらうために、これまで発行していた冊子を大幅にリニューアルすることになりました。先日、応募作品の選考が行なわれ各賞が決まり、来月、27日にはアクロスで表彰式が行なわれます。その表彰式に合わせていよいよ冊子の製作もはじまりました。

驚くほどに、パブリックなものととパーソナルなもののあわいに立ちながら、活字や本や文学の仕事がつながっていきます。それは遠い過去に自分が望んでいたもので、「それをただの偶然と思うのか?」と、言うミヒャエル・エンデの言葉が今とてもしっくりときています。