一週間

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さっそく三人での暮しが始まりました。唐津、小浜、百道、三苫と、少し歩みを休めるとき、いつも、近くに海がありました。そして、波が立たない穏やかな海には、どこか祈りや、癒し、許しのようなものを感じていました。そのような事もあり、彼の名前を「凪」にしました。 つづきを読む

これまで、これから

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7月で独立してから8年の月日が流れました。独立する際、消費の為のデザインではなく、子どもや教育、社会的課題の為のデザインをと(いや、そんな大げさな事じゃなくて困っている人の役に立ちたいな、と)志を持ちました。困っているけれど、表に出てこないこと。良いことなのに、表に出てこないこと。そこへ足を運びながら、社会の中でどう伝えて行ったら良いのか。そんなことばかり考えてきました。 つづきを読む

6月のナラ

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梅雨ということもあり、福岡は何ともすっきりしない物憂げな空が続いています。自転車に乗って遠くまでともいかず、傘をさして近くの図書館まで資料を探しに散歩がてら。その道すがら絵に描いた様な雨の日の風景に出会いました。カタツムリは随分と数が少なくなってしまっていて。嬉しくなってしばらく眺め続けました。その日以降、そのカタツムリの事が気になってしまって何度かその道を通るように。そのカタツムリは別の友人にも会わせてくれました。6月には6月の楽しみがありますね。 つづきを読む

珈琲美美

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福岡の人たちに留まらず全国の珈琲好きな人たちから愛され続けている、自家焙煎珈琲の『珈琲美美』さん。その珈琲袋(紙袋)のデザインをしました。尊敬してやまないマスターの森光さんといろいろと話ながら(と言いつつもいつも雑談ばかり)、これまでの手描きと版画はそのままに、袋の色だけを変えて、気を衒わずに、ずっと使い続けれているようなものにしました。これまでも美美さんの珈琲袋は側面がオーダーシートになっていたのですが、海外から来られる方が増えたことから、英語表記も加えました。また世界的に見ても希少なネルドリップの文化も伝えるべく、ネルドリップでの美味しい珈琲の淹れ方も合わせて。 つづきを読む

新しい里親・里子支援 リフレッシュキャンプサポーター募集

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デザイナーとして関わっている『子どもの村福岡』。来月1日に国際NGOの『SOS子どもの村インターナショナル』加盟に向けて(今年12月には東北/仙台にも開村)、法人名称が『SOS子どもの村JAPAN』に変わります。組織が変わることに伴い、目まぐるしいほどの急ピッチで様々な業務が進められています。広報、デザイン関係でもプロジェクトが複数進行中です。『行政とデザイン』というプロジェクトを始められた九大の田北さん、『こどものカタチ』の遠藤さん達と頻繁に行うミーティングでは限られた時間の中で、掘り下げて掘り下げて、小さな小さな言葉ひとつひとつにも細心の注意を払いながら、より相応しいと思えるコミュニケーションデザインを目指しています。家族と暮らせない子ども達と、その危機にある子ども達のためのこの活動の社会的な影響とその責任を改めて強く感じています。 つづきを読む